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クレジットカードの券面をよく見れば、様々な情報が分かってくる

普段あまりじっと見る機会の多くないクレジットカードの券面。しかし、その小さな面積には実に様々な情報が隠されているのです。

ICチップ

最近では、カードの左中央部分に「ICチップ」という金色の部品が埋め込まれているものが多くなっています。これがあると、決済も暗証番号だけで簡単にできますし、偽造も難しいので安心ですね。

カード番号

その下にはクレジットカードの番号が刻印されています。

実は、後述する国際ブランドによって番号は微妙に違います。ビザ、マスター、JCBの場合には16桁、アメックスは15桁、そしてダイナースは14桁と決まっています。桁数だけでなく、先頭の1桁目の数字も決まっており、ビザは4、マスターは5、JCB、アメックス、ダイナースは3と決まっているのです。

氏名

会員の名前も刻印されています。

たまに、会員のローマ字スペルが間違っている場合があります。「さいとう」さんの場合、「SAITOH」、「SAITO」、「SAITOU」と複数表記される可能性があります。パスポートのスペルと異なると面倒ですので、カードが届いたら確認しましょう

有効期限

気を付けないといけないのは、表記順。

「07/12」と刻印されている場合、2007年12月ではなく、2012年7月の順番となっています。ネットショッピングで有効期限の入力を求められる場合がありますが、くれぐれも間違えないようにしましょう。

カードブランド

カードブランドは、前述した国際ブランドが、カードの右下に表記されているケースが多いです。

一方、実際にカードを発行して決済も行うブランド(主に国内ブランド)は、カードの右上に表記されているケースが多いです。いずれかのブランドのステッカーが貼ってあるお店でしたら、そのかーそは利用できます。

セキュリティコード

裏面のサインをする欄には、数字が書いてあります。

この下3桁もしくは4桁がセキュリティコードと呼ばれる数字で、カードを持っている本人しか知りえない番号です。

海外のATM運営会社

同じく裏面には、「PLUS」「Cirrus」などのロゴがある場合も。このロゴがあれば、海外のATMでもお金をキャッシングできます。PLUSはビザ、CirrusはマスターとJCB、そして「pulse」はダイナースカードについています。(執筆者:角野 達仁)

クレジットカードにはなぜ「ICチップ」がついているの?

クレジットカードをじっくりと見てみると、最近カード券面に1センチ角程度の大きさの金色のチップが埋め込まれているのをよく目にします。これは「ICチップ」といって、最近急速に普及が進んでいるシステムです。

磁気ストライプの弱点を補うICチップ

クレジットカードの裏面を見てみますと、上に黒い帯がありますよね。これは「磁気ストライプ」といいまして、ここにカードの情報が書き込まれており、ここをスライドさせることで情報を読み取ります。

しかし磁気ですので、何回もスライドさせているうちに磁気が弱まって、機械がうまく情報を読み取ってくれなくなります。バッグの金具など磁気を帯びているものにカードをくっつけてしまうと、磁気ストライプがダメになってしまう可能性も。おまけに最近では、磁気情報を不正に読み取るスキミングも増えています。

これら磁気ストライプの弱点を補うのが、ICチップ。磁気を使っていませんので、何回使っても弱まりませんし、バッグの金具につけても大丈夫です。磁気情報を読み取るスキミングの心配も、これならばありません。

ICチップはサインレス

磁気ストライプのカードではサインで本人確認をしますが、ICチップのクレジットカードはサインレスで暗証番号の入力だけです

サインをする手間も省けますし、防犯効果がありますので、買い物も安心かつスムーズにできます。ヨーロッパの自動券売機などでは、ICチップ付きのカードでないと決済できない、そんな券売機もあります。

磁気ストライプとICチップが共存している理由

それならば、一気にICチップのみにクレジットカードを移行すれば、とも思いますがそう簡単ではありません。ICチップを読み取るには専用の端末が必要で、それを導入するにも加盟店側に莫大なコストがかかります

また、発行コストの問題もあり、ICチップをつけるとそれだけコスト高になってしまいます。

近い将来ではないかもしれませんが、安全性も利便性も高いICチップに一本化をしてほしいものですね。(執筆者:角野 達仁)

カード利用時にサインを求められる時と求められない時の違いは何?

 クレジットカードを利用してお買い物をした際、サインを求められる時と求められない時とがありますよね。では、どういった場合にサインが求められ、どういった場合にサインが求められないのでしょうか。

 まず大前提として、クレジットカードはサイン決済が原則となっています。

 ただし例外的に、サインをしなくてもクレジットカードを利用することができる場合があります。具体的には、

・オンライショッピング利用時
・機械相手の決済
・ICチップがついているカード利用時(対面販売でもサイン不要)

 等がこれにあたります。

 まずオンラインショッピング利用時についてですが、これに関しては「オンラインショッピング」という性質上、サインなどできるわけがありませんね。ちなみにオンラインショップでは、クレジットカード番号や名義、有効期限を入力することによって決済をすることができます。

 機械相手の決済も同様で、サインをすることができないためサインレスで決済をすることができます。

 またICチップがついているカードについてですが、最近はほとんどのクレジットカードにICチップが搭載されています。そしてICチップが搭載されているクレジットカードは、これが搭載されていないカードに対してスキミング等による不正利用の可能性が低くなっています。そのためICチップ搭載クレジットカードに関しては、暗証番号のみで決済をすることができるようになっているのです。

 「サイン決済」よりも、「ICチップ+暗証番号」の方がセキュリティー面において優れているというわけですね。

 つまり決済時にサインを求められないのは、現実的にサインをすることが難しい場合もしくは、ICチップが搭載されていてサインをしなくてもセキュリティー的に問題がない場合、ということになります。(執筆者:曽我部 三代)