作ってはいけないカード リボ払い専用カードなど


 クレジットカードのスペックを見てクレジットカードを選ぶ人も多いでしょう。調べていると、年会費が無料なのにポイントの還元率がよく、しかも旅行傷害保険も充実、そのような理想的なクレジットカードにであることもあります。しかしよく見てみると、そのカードが「リボ払い専用カード」だったりするのです。

リボ払いと分割払いの違い

 リボ払いは分割払いと似ており、ショッピングの利用代金を何回かに分けて支払う点では違いがありません。しかし違いもあり、分割払いは「支払い回数が固定されており、利用代金に応じて毎回の返済金額が変わる」のに対して、リボ払いは「毎回の返済金額が固定されており、利用代金に応じて支払い回数が変わる」点が異なります。

リボ払いと分割払いの返済シミュレーション

 30万円の買い物をして、「毎月3万円の10回分割払い」と「毎月2万円のリボ払い」で比較してみましょう。

 両方とも実質年率は15%と設定すると、分割払いで支払う利息総額は25000円弱なのに対して、リボ払いで支払う利息総額は44000円強となり、利息だけでも2万円弱も違いが生まれてきます

 おまけに、リボ払いの返済回数はこの場合18回となりますので、返済による心理的リスクも8か月長く続くことになるのです。毎月の支払いを少なくしたい人以外は、リボ払い専用カードは原則持つべきではありません。

繰上げ返済が可能なリボ払い専用カード

 しかし、リボ払い専用カードの中には、リボ払いしか受け付けないカードと繰上げ返済が可能なカードがあります。前者は文字通り「リボ地獄」に陥る可能性が高いですが、後者ならばそれを回避できる可能性があります。

 「DCカードジザイル」が後者のカードで、何もしなければリボ払いで決済されてしまうのですが、支払いが確定する前にホームページから全額繰上げ返済をすると、リボ払いの金利は一切かかりません。それでいてリボ払い専用カードならではのお得なスペック(ポイント、旅行傷害保険)などはそのまま受けられます。

 カード会社はより金利や手数料収入を増やそうと、リボ払い専用カードをプッシュしていますユーザーとしてはその情報を鵜呑みせず、繰上げ返済が可能か、金利は何パーセントかなどを冷静に判断しましょう。 (執筆者:角野 達仁)